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YouTubeのAIラベルが目立つ表示へ。企業動画の投稿手順で変える3点
長尺動画はプレーヤー直下、Shortsは動画上に表示される新ラベルに合わせ、素材記録・投稿時申告・公開後確認を手順化します。

30秒で分かる結論
- AI利用の申告を投稿担当者の記憶だけに任せないことが最優先です。
- 制作時にAIを使った素材と加工内容を記録し、アップロード時の申告と公開後の表示を別々に確認します。
- ラベルが付くこと自体は推薦や収益化を直接変えないとYouTubeは説明しています。
何が起きたか
YouTubeは2026年5月27日、写実的で意味のあるAI生成・改変コンテンツの開示ラベルを、視聴者が見つけやすい場所へ移すと発表しました。長尺動画ではプレーヤー直下かつ説明欄の上、Shortsでは動画上のオーバーレイに表示されます。
2026年5月から内部シグナルによる自動検出も段階的に導入され、投稿者が申告しなくても写実的なAI利用が検出された場合はラベルが付くことがあります。YouTubeの生成ツールを使った内容や、完全生成を示すC2PAメタデータを含む内容では、表示を変更できない場合があります。
以前と何が違うか
従来は説明欄を開かないと気づきにくい表示がありました。新しい表示では、企業名と並んで視聴者の目に入る可能性が高くなるため、公開後に『なぜ付いたのか』を社内と顧客へ説明できる記録が必要です。
写実的でないアニメーションや軽微な加工は説明欄側の開示になる場合があります。境界を推測で決めず、投稿時の最新ヘルプと実際のプレビューを確認します。
会社の仕事で何が変わるか
企業動画では、台本、ナレーション、人物画像、背景差し替え、字幕生成を一括して『AI使用』と記録するだけでは説明が粗すぎます。素材ごとに生成・大幅編集・軽微編集を分け、使用ツールと担当者を残します。
代理店へ制作を委託する場合も、納品物だけでなくAI利用申告表を受け取ります。投稿担当者は申告表を見ながら設定し、公開URLとラベル表示のスクリーンショットを案件フォルダへ保存します。
導入する・限定的に試す・待つの判断
| 判断 | 条件 |
|---|---|
| 導入する | AI利用箇所を素材単位で追跡でき、投稿責任者が公開前後に表示を確認できる。 |
| 限定的に試す | 一部素材の制作履歴だけが不明。履歴が確認できる自社制作動画から始める。 |
| 待つ | 人物・音声の同意、素材の権利、AI利用箇所を説明できない。公開前に制作工程へ戻す。 |
明日確認すること
- 制作依頼書に、AI使用ツール・対象素材・加工内容の記入欄を追加する。
- YouTube Studioの開示設定を投稿チェックリストへ入れる。
- 公開後に長尺とShortsそれぞれの表示位置を確認し、記録を残す。
一次情報と確認日
- YouTube: Improving AI labels for viewers and creators確認日: 2026年7月25日
- 文化庁: AIと著作権について確認日: 2026年7月25日