ガイド対象: 広報最終確認日:
AI画像・動画を公開する前のチェックリスト
素材の権利、人物の同意、事実と演出、媒体ラベル、承認記録を公開前に確認し、差し替え可能な状態で保存します。

30秒で分かる結論
- AI画像・動画は、見た目が自然でも出所と編集履歴を確認してから公開します。
- 人物・商品・店舗を実在と誤認させないこと、媒体ごとのAI表示を設定することが重要です。
- 公開版、元素材、使用ツール、承認者を同じ案件フォルダへ残します。
どんな場面で困るか
店舗のSNS担当が、生成した人物画像へ実在の商品を合成して投稿するとします。画像の品質だけを確認しても、人物の誤認、商品仕様の違い、商標、媒体ラベルの要否は分かりません。
制作会社やフリーランスへ外注した素材も同じです。納品時に制作履歴がなければ、投稿担当者は正しい申告ができません。発注段階で記録項目を指定します。
比較・確認する項目
- 素材の出所
- 元画像、音源、ロゴ、商品写真の権利者と利用範囲を確認する。
- 人物と事実
- 実在人物の同意、架空人物である説明、商品の色・形・性能の正確さを確認する。
- 編集履歴
- 生成ツール、入力素材、大幅な編集、手動修正、制作担当を記録する。
- 媒体ラベル
- YouTube、Meta、TikTokそれぞれの最新画面で申告要否と表示位置を確認する。
- 公開後対応
- 問い合わせ窓口、差し替え元ファイル、削除判断者を決める。
1社・1業務・1場面の具体例
飲食店が夏限定メニューのShortsを作る場合、実物写真とAI生成背景を別ファイルで保存します。メニュー名、価格、提供期間は店舗責任者が実データと照合し、AI背景で店舗の広さや立地を誤認させないか確認します。
投稿後はShorts上のAIラベルと説明欄を別端末で確認します。後日メニューが変わったときに、公開版と承認時点を追えるようURLと画像を保存します。
導入する・限定的に試す・待つの判断
| 判断 | 条件 |
|---|---|
| 公開する | 素材権利、人物同意、商品事実、媒体申告、承認記録を確認できる。 |
| 限定公開で確認 | 媒体上の表示位置だけが不明。テスト用アカウントまたは限定公開で確認する。 |
| 見送る | 元素材の出所、実在人物の同意、生成箇所のいずれかを説明できない。 |
上記は初期テスト用の設定例です。業務のリスク、社内規定、法的要件に合わせて変更してください。
明日やること
- 素材台帳へ元ファイル、ツール、編集内容を記録する。
- 媒体別の申告設定を投稿手順へ追加する。
- 公開URL、表示状態、承認者を案件フォルダへ保存する。
参考資料と確認日
- YouTube: Improving AI labels for viewers and creators確認日: 2026年7月25日
- Meta: Expanding GenAI Transparency for Meta’s Ads Products確認日: 2026年7月25日
- TikTok: AI-generated content確認日: 2026年7月25日
- 文化庁: AIと著作権について確認日: 2026年7月25日